今日は栃木県教育委員会の河内地区人権教育指導者一般研修。
(あ〜、漢字ばっかりで感じワリ〜)
でも内容はよかった。
講師の話が聴き易くてGOOD。
高2の時、父が末期ガンで亡くなった。
最後は在宅ホスピスっていう制度で毎日自宅に医者が来てくれた。
その先生は父を「もうすぐ死んじゃう人」として扱ってるように感じて、
悲しかった。
人権や差別について日常で感じた。
これがボランティアでハンセン病と向会うきっかけになったのかもしれない。
ハンセン病やHIV患者は隔離される必要はない。
感染しにくい。現在は完治する。
でも頭で理解しててもボランティアの現場にいくまでは不安だった。
けど元患者の人たちとふれあい、そんな不安はふっとんだ。
トイレや道路をつくったりして喜ばれてうれしかった。
ハンセン病患者に対する差別は(表現が悪いが)
あと10年か20年で社会的に目立たなくなる。
誤解により合法的に差別が行われたことを認識して
けして忘れないように今、伝えたい。
痛みを忘れるとまた同じ事がおこるかもしれないから。
ちなみに「もののけ姫」のたたら場の病人は、たぶんハンセン病。
エボシはみんなに厳しくも公平だった。
人権は接して触れて感じて学んでほしい。
言葉だけでは子供たちには感じられない。
本日のレポート終了。
これを後日清陵高校の運営委員会で発表しなくちゃいけない・・・。
俺はハンセン病については病名を聴いた事あるくらいで、
なんにも知らなかった。
今日は参加させてもらえてよかった。
本日の講師 久保田利恵さん
ショボイ写真なのが残念・・・。(左のひとは手話の解説者)
現在早稲田大学第二文学部在学中
去年(2006)ミス日本グランプリ受賞
たぶん21歳ぐらい。
中国・台湾のハンセン病回復村でボランティア活動中。