日本興亜で研修会を開いてくれた。
タイトルは
「指定資格要件緩和の影響について」
認証工場に向けて走り回ってるウチとしては
とってもタイムリーな話なので喜んで参加した。
講師の山岡丈夫社長(オートリード株式会社)
山岡さんは「月刊自動車工学」の編集委員もやってるらしい。
懐かしいな、自動車工学。
整備士をめざして上京してた2年間、定期購読してたっけ。
勉強になるかと思って、取ってたけどほとんど読んでなかったような・・・
そういえば日刊自動車新聞も2年間とってた。
(今、思えばシブい18歳だなあ)
俺はこの新聞でトヨタオート栃木(現ネッツ)が連続総合表彰とった記事を見て、就職を決めた。
俺の通ってた自動車整備専門学校には募集がなくて、
緊張しながら電話をかけて
「今年は募集してないんですか?」って聞いたのを思い出した。
指定工場の要件緩和の最大点は工員が5人から4人に減ったこと。
まあ、みんな知ってるけどね。
ただ、数字上興味深かったのは、指定整備工場車検率。
車検全体における指定整備工場がやる車検の割合。
18年度は69.4%。
これを要件緩和によって2~3年で8割までもってくらしい。
ちなみに指定整備工場の数は全体の32%。
それも40%までいくらしい。
ふ〜ん・・・、認証工場とユーザー車検は全体のたった2割かぁ。
まあ、ただの割合だけど・・・何か危機を感じるねえ。
話は全然変わるけど、
登録事項等証明(ゲンロク)をとるシステムがもうすぐ変わる。
今まではクルマのナンバーさえ解かれば、
誰でも、その持ち主の住所と名前は調べられた。
11月からはフレームナンバーまで解からないと調べられなくなる。
フレームナンバーは車の外からは見えないから、
プライバイシー保護になるわけだ。
まあ、今までが有り得なかった気がするけどね。
困るのはディーラーの営業マンと一部のストーカーかな?